代表者挨拶

1963年、私は一企業の派遣員として、トランクひとつでアメリカに赴任しました。東京オリンピックの一年前、ケネディ大統領が暗殺された年です。あれから60年経ち、0号発刊の2024年7月で満88歳を迎えました。

俗にいう米寿です。自分が88歳まで生きられるとは、これまで想像したこともありませんでした。

年を経るにつれ、まだ元気なうちに何か社会のために役立つことがないかとずっと模索してきました。

その一歩として、2018年84歳の時にアメリカで有志と「チャランポラン会」を立ち上げシニアのシニアによるシニアのための会報誌「かわら版」を発刊しました。0号から10号の2020年まで責任を持ち、その後は後継者によって今も続けられ、現在18号に至っています。

そこで、今度は故国日本で「社会で何か役立つこと」が出来ればと思い、自然に囲まれた山梨県の北杜市に《ウェルネス ハウス・マグナス》を建て、「まほろばの会」を発足しました。

そこでは、次のことを実践していきたいと思っております。

  1. 自分の健康は自分で管理する
    健康産業に46年間携わった経験と実績を役立てる。
  2. チョッピリ思いやり運動
    個人主義が定着しつつある世の中で、「思いやりの実践」を通して人々の心を明るくする。
  3. 未来を築く子どもたちのために
    豊かな自然の中で、子供たちに自然や人との交流の場を作り、豊かな人間形成を育む。
  4. 人にやさしい環境づくり
    急速なデジタル化の発達で戸惑うシニア世代にやさしい環境をつくる。

この4項目について積極的に関与し、少しでも社会に役立てればと願っております。もちろん、この活動がすぐに軌道に乗るとは思いませんが、一人でも多くの方に賛同して頂き、一緒に活動して頂ければ幸いです。

鳥居欣一