ブログ
2022-10-12
ロサンゼルスで日本語テレビを放映していたジャーナリストのK氏が、丁度一年前に他界されました。 彼は日本に帰国後、大学の政治学の先生として活躍していましたが、ある日、肝臓がん末期と診断され、それから闘病生活が始まりました。 彼とは、東京のマンションが同じということもあり、私が帰国する度に会っていました。 私より五歳下でしたが、彼の生き様は大変勉強になりました。 新薬をテストする『治験』を自分の治療手...
2022-10-05
私は、新しい物を何もかもただ単純に迎合することには反対です。人類の未来が空恐ろしくさえなります。温故知新「古きを温(たず)ねて新しきを知る」、昔の事柄を調べ直して、そこから新しい道理や知識を見出す、いう意味ですが、これを無視した進歩は、無意味な進歩としか思えません。 これから人間が生きて行く上で、今以上の技術進歩(つまり便利さ)が果たして必要でしょうか?人間を益々怠け者にするだけでしょう。更に、貧...
2022-09-28
食べ物は、人間の体だけでなく精神をも左右します。 例えば、カルシウムは精神の安定に大きく寄与しています。 昔、日本のテロリスト集団が一軒家に閉じこもって生活し、食べ物はインスタント食品だけでした。内部抗争が激しく、お互いを殺し合うことも起きました。 アメリカの著名な栄養学者が刑務官として囚人を監視していた際、囚人の食事を管理することで彼らの心身の健康が向上した記録を発表しています。 健全な食べ物を...
2022-09-21
作家サマセット・モームは「老年の最大の報酬は精神の自由だ」と言っています。 「精神の自由」とは何なのかと考えてみましたが、よく解りません。皆さんはどのように考えますか? 色々と考えた末、「我欲を捨てること」ではないかと思いました。今「断捨離」という言葉が流行っています。断捨離とは、単に不要な物を処分するだけでなく、物に囚われずに生きていこうとする考え方で、ヨガから出た言葉だそうです、私が尊敬する「...
2022-09-14
中高年の方は、睡眠中に足がつるということが良く起こります。 痛みは数分で治まることもありますが、目が覚めてしまうのが難点です。加齢とともに汗や尿と一緒にミネラルも排出されやすいため、気づかないうちにミネラルバランスが乱れていることが多く、原因の一つといわれています。 また、加齢にともなう足の筋肉量の減少や、動脈硬化による血行不良なども関係していると考えらます。 私も足がつることがありましたが、なる...
2022-09-07
健康情報もそうですが、インターネットからの情報だけで頭デッカチの人がたくさん居ます。宣伝目的の情報も多々ありますから、得た情報を鵜吞みにしないように気を付けましょう。それよりも、自分の身体ときちんとコミュニケーションを取りましょう。自分の体調は自分が一番よく知っている筈です。多くの病気は、その人の生活習慣を聞けば、検査せずとも大体分かるものです。 子供の頃、いつの間にか我が家に住み始めた猫が居まし...
2022-08-31
人生を幸せに生きるためには、なんと言っても健康でなければなりません。 特に“70歳が老化の別れ道”、そして“80歳の壁を乗り切る”必要があります。先月(7月)86歳になりました。80代半ばを過ぎた私には、今までの一年が五年のような感じがしています。ですから、自分がしたい事は躊躇せず実行するよう心がけ、悔いのない人生を送るようにしています。そのためには、体に良いことは何でも惜しまずやる事だと思います...
2022-08-24
私自身、この年になっても、まだ自分の全てが分かっていない部分も多々あります。他人から見た私というのも全て把握しているわけでもありません。自己分析で有名なものに「ジョハリの窓」というのがあります。 「ジョハリの窓」は、上の図のように4つの窓があり、この4つの窓で、自分と他人の認識のズレがわかります。そのズレを理解することで、他人とのコミュニケーションを円滑にしていくことができるというのです。 自分は...
2022-08-17
久しぶりに帰国して、コンビニエントストアーに買い物に行った時のことです。 お金を払うとしたら、店員が対応しているのにも関わらず、機械で支払わなくてはなりませんでした。機械での支払い方を聞くと「書いてある通りやってください」と言われ、その傍観的な態度に呆れました。しかし、隣のレジでは、同じように困っている高齢者に店員が丁寧に教えているではありませんか・・・親切に教えてくれれば、それ以降はスムーズに出...
2022-08-10
丁度2年前に名古屋で話題になった記事をご紹介します。 おにぎりも総菜も全て一品50円で提供している『50円おにぎり食堂』というお店があります。2020年の3月中旬に泥棒に入られ、利用客が「店の運営の助けに」と寄付してくれた現金五万円を募金箱ごと持ち去られたそうです。 「どうして、よりによって、うちが…」と、善意の寄付が盗まれたことに経営者の方は落胆していましたが、泥棒の手口が素人ぽかったことを見て...